「設定ありきで何かを作るというのは、これまでにない。ただ、強烈なビジュアルイメージみたいなのが、最初にある。『ICO』でいうと、自分より背の高い女の子と手をつないでいる男の子が、ビジュアルインパクトとして強いだろうな、とか思いました。『ワンダと巨像』でいうと、馬に乗って草原でたたずんでいるのって格好いいよな、とか。それと同時くらいなんですけど、メカニックも考える。『ICO』なら手を引っ張る、『ワンダと巨像』なら馬に乗って巨大なものと戦って、それによじ登るみたいな。本当にまずはそこからなんです。世界観はその次で、ゲームデザインの整合性、機能性から考えていって、そのなかから選択できるベストなものを、そのつど選んでいく」